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アミノ酸シャンプーが頭皮に及ぼすメリットとデメリット。またその種類やオススメの肌質とは

シャンプーを大きく3つに分類した一つにアミノ酸系シャンプーがあります。
ではアミノ酸系シャンプーとは一体どんな特徴のシャンプーなのでしょうか?
そしてどういう人がおすすめのシャンプーなのでしょうか?

解説していきます

アミノ酸とは

海辺を走る男性の後ろ姿

アミノ酸は、皮膚や筋肉、臓器や血管など人体を生成する原料となる、タンパク質を構成する成分です。
数百~数千ものアミノ酸が組み合わさることで、様々なタンパク質を形成することができます。
人間の体の約60%が水で、残り約40%のうち半分の20%はタンパク質と言われているので、水分を除けば、体の大部分がアミノ酸でできていると言っても過言ではありません。

アミノ酸には約500種類の天然アミノ酸があります。
その中で、体を作っているアミノ酸は約20種類しかありません。
その20種類のアミノ酸の中でも、人間の体の中で合成できるのが10種類とされています。

合成できないアミノ酸は、必須アミノ酸と呼ばれており、食事などで補給しなくてはなりません。

体の一部である皮膚や髪も、細かく見ていけばアミノ酸から構成されています。

アミノ酸系シャンプーとは

アミノ酸系シャンプーとは、洗浄成分である界面活性剤にアミノ酸系と呼ばれる成分が使用されているシャンプーの総称です。
界面活性剤に、

  • ココイルグルタミン酸
  • メチルアラニン
  • グリシン
  • ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム
  • メチルタウリン
  • サルコシン

のいずれかが配合されていて成分表記欄に記載があるシャンプーが、アミノ酸系シャンプーとして定義されています。

アミノ酸系界面活性剤の特徴とは

アミノ酸系界面活性剤の特徴を説明する前に、界面活性剤とは何か?について説明します。

界面活性剤とは

界面活性剤の水と油を混ぜるメカニズムを図化して説明した画像

界面活性剤の“界面”とは、水と油のように互いに混じることない性質の物質を一つの容器に入れた際にできる境目のことを指します。

本来混じりあうことのない物質ですが、シャンプーは水分と油分、両方使われているために綺麗に混じりあった状態にする必要があります。
そこで登場するのが界面活性剤です。

界面活性剤は水と油のように性質が合わず、調和の取れない成分をの界面(境目)を取り持ち、馴染ませる性質があります。
水を引き寄せる【親水基】と、油を引き寄せる【疎水基】によって構成されていて、それぞれを取り持つことで、混じりあうというメカニズムです。

界面活性剤について詳しく

アミノ酸系界面活性剤の特徴

界面活性剤にも性質や効果によって、アニオン(陰イオン)界面活性剤、カチオン(陽イオン)界面活性剤、アンホ(両性)界面活性剤、非イオン(ノニオン)界面活性剤の4つに分類することができ、アミノ酸系界面活性剤は、アニオン(陰イオン)界面活性剤に属します。

アニオン(陰イオン)界面活性剤は、水に溶けると親水基が陰イオン(マイナスイオン)になるという性質があり、シャンプー以外にはクレンジングやボディーソープにも使用されています。

アミノ酸系シャンプーのメリット・デメリットとは

アミノ酸系シャンプーのメリットとデメリットをまとめました。

メリット

アミノ酸系シャンプーの最大のメリットは、髪や頭皮を圧倒的な優しさ、低刺激で洗い上げることができるということです。
洗浄力が強すぎない為、頭皮を健康的に保つ潤いや皮脂を洗いすぎることはありません。

皮脂は殺菌や保湿の作用を担っているため、あまりにも洗いすぎてしまうと、乾燥しフケや肌トラブルを引き起こす原因になります。
つまり、適度な皮脂を残しつつも清潔に洗い上げることで、頭皮を健康に保つことができて、育毛環境を向上させます。

これらの性質から、敏感肌やアトピーなどの頭皮トラブルを引き起こしやすい人には特にオススメのシャンプーと言えます。
さらに、アミノ酸系のシャンプーはシャンプーに含まれているアミノ酸が髪に浸透し、修復する効果も期待できるとされています。
また、アミノ酸系シャンプーは生分解性に優れており、頭皮や髪以外に環境にも優しいシャンプーです。

アミノ酸系シャンプーのメリットをまとめると

  • 低刺激性なので、髪や頭皮にやさしい
  • 洗浄力が優しく、余分な皮脂を落とさないで洗い上げることができる
  • 保湿性が高く、洗髪後にパサつきにくい
  • 生分解性に優れている。

デメリット

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が優しいので、髪の毛についた整髪料が落ちにくいということがデメリットがあります。
整髪料を付けた時は、2度洗いをすることでしっかりと落とすことができます。

また、アミノ酸系のシャンプーは、保湿力があるために洗髪後の爽快感を感じにくいかもしれません。
さらに、アミノ酸系シャンプーは、原料の価格が高いので、シャンプー自体の値段もやや高くなってしまうのがデメリットと考えられます。

アミノ酸系シャンプーのデメリットをまとめると

  • 洗浄力がやや弱いため、整髪料等が取れにくい
  • 保湿性が高く、洗髪後の爽快感(清涼感)を感じにくい
  • 原料の価格が高いため、商品価格もやや高い

【アミノ酸シャンプー】と【アミノ酸 “配合” 】シャンプーの違いについて

医師が手のひらを前にだして禁止や注意喚起をを示している画像

シャンプーを選ぶ際に、アミノ酸「配合」と記載されているものは注意が必要です。
アミノ酸 “配合” シャンプーの中には、高級アルコール系シャンプーにアミノ酸を少量配合させたものである可能性があります。
そういったシャンプーは、アミノ酸が配合されていても、効果が全く違うシャンプーですので選ぶ際に注意が必要です。

見分け方として、成分表を確認して、表示成分の前の方にラウリル硫酸、もしくはラウレス硫酸といった高級アルコール系シャンプーに配合されている界面活性剤の記載があれば、アミノ酸「配合」シャンプーと判断することができます。
高級アルコール系シャンプーで使用されるラウリル硫酸やラウレス硫酸などの界面活性剤は、洗浄力が強すぎて頭皮の皮脂を根こそぎ洗い流してしまうため、頭皮の乾燥や皮膚トラブルさらには抜け毛を引き起こす原因にもなります。

アミノ酸系シャンプーが向いている人とは

特にアミノ酸系のシャンプーが向いている人を紹介します。
アミノ酸系シャンプーの特徴を踏まえて、自分の頭皮の肌質や、髪の状態に合わせてシャンプーを選ぶようにして下さい。

敏感肌・アトピー肌の人

アミノ酸系シャンプーは弱酸性で肌や髪に優しく、敏感肌やアトピー肌の人には特にオススメです。
また、保湿力が高いシャンプーなので、乾燥が原因で引き起こされるアトピーやフケ等のトラブルを防ぐことができます。

ダメージヘア・髪のきしみが気になる人

アミノ酸系シャンプーは髪のダメージが多い人にもオススメです。
髪の毛のダメージの原因は、乾燥が原因で引き起こされることがあります。アミノ酸系シャンプーは保湿力が高いシャンプーなので、潤いを補充しながら乾燥を最大限に防いで洗うことができます。

抜け毛・薄毛が気になる人

薄毛対策において、髪の毛を生み育む場所である頭皮を健康的に保つことは重要と言えます。植物も、土壌が枯れていては上手に育ちません。
アミノ酸系シャンプーは皮脂を適度に残しつつ、優しく汚れを洗い流すという特徴があるので、頭皮を健康的に保ち、育毛・発毛環境の向上に繋がります。

最後に

アミノ酸シャンプーには、アミノ酸が配合されたものもあります。
アミノ酸系シャンプーを選ぶ際は、配合された成分で、ココイルグルタミン酸・メチルアラニン・グリシン・ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム・メチルタウリン・サルコシンのいずれかが配合されているものを選ぶことが重要です。
成分の特性上、シャンプー自体の値段が若干割高になりますが、頭皮や髪の健康、育毛・薄毛対策でを考えると、選ぶ価値は十分にあると言えます。

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