1. ホーム
  2. ≫悩み別 フケ

悩み別 フケ

頭から出るフケ(頭垢)。フケが頭から落ちてスーツの肩などに付いていると、どうしても不潔なイメージをしてしまい、悩んでいる人は意外に多い頭皮の問題です。
今回はフケに関しての原因とその対策をご紹介致します。

フケの正体は一体何?

フケとは頭皮の古い角質細胞が剥がれ落ちたものです。
人間の皮膚は、頭皮以外でも常に新陳代謝(ターンオーバー)が行われています。
新陳代謝とは、古い角質が剥がれ落ちて、新しい肌が再生する一連のサイクルです。
新陳代謝によって皮膚が更新されるのは通常の現象なので、誰しもフケは出ています。
正常であれば目に見えないほどフケは小さいものですが、何かしらの皮膚の異常や原因があると大きくなり、目立つフケになってしまいます。

フケの種類とは?

フケと一言で言っても、その種類は大きく2種類に分けることができます。

脂性フケ

脂性フケはその名の通り、湿ったべたつきのあるフケのことを指します。
頭を掻いたりすると爪の中に入りこんだりもします。

乾性フケ

乾性のフケはカサカサに乾燥したフケです。頭をかくとパラパラと落ちて、黒い服を着ていると肩などに付いたフケがとても目立ってしまいます。

見分け方としては、鏡や櫛を使って髪に湿ったフケがこびりついているようであれば脂性フケ、頭を掻いてみて雪のようなフケが大量に出てくるのであれば乾性フケの可能性が高いと判断することができます。

フケの原因とは一体何か?

脂性フケ

脂性フケは「マラセチア」という菌が原因で引き起こされます。
マラセチア菌とは、皮膚に常に存在している皮膚常在菌の一種です。マラセチア菌は頭皮の皮脂をエサにしている為、頭皮の皮脂が過剰に分泌されていると、異常増殖してしまう場合があります。
通常、マラセチア菌は皮脂の中の中性脂肪を酵素で分解し、脂肪酸を排出していますが、この脂肪酸が過剰になると肌への刺激が強まり、頭皮に炎症や痛み・かゆみを引き起こすことでフケを引き起こします。

乾性フケ

乾性フケの最大の原因は頭皮の皮脂が減少し、乾燥することが原因で引き起こされるケースが多いです。頭皮が乾燥する原因としては冬の乾燥した時期に起こる「季節的要因」、「パーマやカラー剤による刺激」「アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、乾癬、色素性乾皮症などの皮膚の病気」「加齢」などが挙げられます。

脂性フケ・乾性フケ 共通の原因

ストレス

ストレスが原因でもフケの問題は引き起こされます。
ストレスが強くなると交感神経が優位になり血管が収縮してしまい、酸素や栄養の供給が衰えてしまいます。これによって頭皮環境が乱れ、正常な新陳代謝が行われなくなってしまいます。新陳代謝が乱れてしまうと頭皮の再生のサイクルを狂わせてしまうので、フケの原因にもなってしまいます。さらに過剰にストレスがかかった状態では暴飲暴食や、逆にバランスのよい食事をしないことによる栄養不足を招きやすく、その結果頭皮の環境が悪化し、フケを引き起こすのです。

生活習慣

睡眠不足・運動不足・食生活などの生活習慣が乱れてくることによって、ホルモンや皮脂量のバランスが崩れ、脂性フケ・乾性フケを引き起こす原因になります。

シャンプー

「洗浄力の強すぎるシャンプーによる過剰な皮脂の除去」が原因でフケが引き起こされているケースが意外と多くあります。頭皮の保湿としての役割も果たしている皮脂を取り去りすぎると、頭皮が乾燥し乾性フケの原因になります。また、皮脂を取りすぎてしまうと、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されてしまい、結果的に皮脂でべたつく頭皮環境になることによって、マラセチア菌が過剰に増殖し、脂性フケの原因になる場合があります。

フケ対策

適切なシャンプーを選ぶ

毎日使うシャンプーを変えるだけで、フケの状態が改善するケースも多くあります。
適切なシャンプーとは、洗浄力が適度で皮脂を洗い過ぎないものと考えられます。洗浄基剤である界面活性剤にラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス塩酸アンモニウム、ラウリル塩酸などの界面活性剤が使用されている “高級アルコール系シャンプー”に分類されるシャンプーは特に洗浄力が強く、皮脂を過剰に洗い流してしまいがちなので、選ぶ際注意が必要です。アミノ酸系や石鹸系シャンプーに分類されるシャンプーは洗浄力が穏やかなので今使っているシャンプーを確認し、一度変替えて使ってみることをおすすめします。

適切な方法でシャンプーをする

洗浄力が強すぎないシャンプーを使用していても、シャンプーのやり方が間違っていると、フケの原因に繋がります。爪を立ててゴシゴシ洗うのではなく、指の腹で優しく洗うことで、必要以上の皮脂の除去を防げます。また、シャンプーが頭皮に残らないようにたっぷりのお湯でしっかりと洗い流すことも大切です。

適切な方法でドライヤーをする

シャンプーした後、髪を乾かさず、濡れたままの状態で寝ていませんか?
髪や頭皮を乾かさず、濡れたまましておくと頭皮が熱を持ち、蒸れてしまいます。頭皮が蒸れた状態は雑菌が繁殖しやすい環境であるため、脂性フケの原因になりうるマラセチア菌の増殖のリスクを高めてしまいます。熱風を一部にずっと当てるのではなく、ドライヤーを20~30cm離して、振るようにして頭全体を素早く乾かすことがポイントです。

ストレスを軽減する

ストレスの多い現代社会で、ストレスを軽減させることはなかなか難しいかもしれませんが、ちょっとした気分転換やスポーツ、遠出、アロマなどから自分に合ったストレス軽減法を見つけることは大切です。ただ、いくらストレス発散になるからと言って過剰な飲酒や暴食に走ることはいけません。

生活習慣を見直す

ファーストフード、スナック菓子、チョコレートなどの油っぽい食事はなるべく控えることをおすすめします。また、外食などで偏った食生活が続くと、栄養不足に陥りがちです。欧米的な食事内容よりも、さまざまな食材が採れる栄養バランスがとれた和食がおすすめです。また、睡眠不足もフケの原因になります。カフェインの過剰摂取やストレスの軽減を意識し、質の高い睡眠を心掛けてください。

最後に

頭を洗っても洗ってもフケが出てくる、、、と言う悩みをお持ちの方は、生活習慣を見直すとともに、今使っているシャンプーはフケの原因になっていないか、チェックしてみる必要があると言えます。シャンプーを替えたらフケがなくなったというケースも意外と多いものです。それでも改善しないようであれば、皮膚病の可能性も考えられるので一度皮膚科の医師に相談することをおすすめします。

この記事が参考になりましたら、ぜひシェアをお願いします。