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グリチルリチン酸ジカリウム

化学式C42H60K2O16
構造式
用途・効果抗炎症作用・抗アレルギー作用

グリチルリチン酸ジカリウムとは

グリチルリチン酸ジカリウムは、化粧品表示名称 グリチルリチン酸2Kと表記されます。

マメ科植物である甘草(カンゾウ)の根または茎から抽出し精製したグリチルリチン酸に、カリウムを結合させた白色粉末の形状をしています。

甘草(カンゾウ)

グリチルリチン酸ジカリウムの特徴

強力な抗炎症作用があり、急性および慢性の皮膚炎に対して著しい効果が明らかにされている成分です。

医薬部外品の有効成分にも対応している成分で、化粧品の場合は化粧水や水溶性の美容液やオールインワンゲルなどに配合されます。

グリチルリチン酸ジカリウムの安全性

グリチルリチン酸ジカリウムの安全性に関する研究データを紹介いたします。

Glycyrrhetinic Acid at concentrations up to 6% was not a skin irritant or a sensitizer in clinical tests. Neither Glycyrrhizic Acid, Ammonium Glycyrrhizate, nor Dipotassium Glycyrrhizate at 5% were phototoxic agents or photosensitizers.

6%までの濃度のグリチルレチン酸は、臨床試験において皮膚刺激剤または感作物質ではなかった。グリチルリチン酸、アンモニアグリシル酸塩、または5%のグリチルリチン酸ジカリウムはいずれも光毒性剤または光増感剤ではなかった。Final Report on the Safety Assessment of Glycyrrhetinate

Although the Panel noted that Glycyrrhizic Acid is cytotoxic at high doses and ingestion can have physiological effects, there is little acute, short-term, subchronic, or chronic toxicity and it is expected that these ingredients would be poorly absorbed through the skin.

パネルはグリチルリチン酸が高用量で細胞傷害性であり、摂取が生理学的効果を有することがあると指摘したが、急性、短期、亜慢性、または慢性の毒性はほとんどなく、これらの成分は皮膚を通して吸収されにくいと予想される。これらの成分は、現在の最大使用濃度で刺激剤、感作物質、光毒性物質、光増感剤とはみなされない。したがって、CIR専門家パネルは、これらの成分が現在の使用および集中の実践において安全であると結論づけた。Final Report on the Safety Assessment of Glycyrrhetinate

グリチルリチン酸ジカリウムの現時点での安全性は、皮膚刺激性や毒性はほとんどなく、アレルギー(皮膚感作性)の報告もないので、安全性の高い成分であると考えられます。
また、慢性的な毒性はなく、皮膚から吸収されにくい物質と言えます。
なお、眼刺激性の詳細はデータがなく不明です。

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