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スカルプシャンプーとは?その目的や効果、市販のシャンプーとの違いを解説

シャンプーは、髪を綺麗にすることだけを考えるヘアケアの時代から、
髪の土台となる頭皮の健康を考えるスカルプケア(頭皮ケア)時代へと変化しています。

特に最近髪の毛が薄くなってきたかも…髪が細くなってきた気がする…
と感じている方はスカルプケア(頭皮ケア)に着目してシャンプーを選ぶ方が増えてきています。

今回はそんなスカルプシャンプーの特徴や従来のシャンプーの違いについて解説していきます。

スカルプシャンプーとは

スカルプシャンプーの“スカルプ”は英語で「Scalp」と表記し、頭皮・頭の皮などの意味があります。
つまり、スカルプシャンプーとは、頭皮の洗浄やケアに主眼を置いたシャンプーのことを指します。

頭皮は髪の毛を生み、育むいわば“土壌”のような場所です。
土壌がいいと美味しい作物が収穫できるように、頭皮を健康的な状態に保つことは健康な髪の毛を生やし育てていく上で欠かせません。

スカルプシャンプーを使い、頭皮をケアしていくことは薄毛・抜け毛の悩み改善の第一歩と言えます。

スカルプシャンプーと従来のシャンプーの違いとは

従来のシャンプーは、髪の毛の健康や美観に主眼に置いたものが多いのが特徴です。
TVCMで光り輝きサラサラの髪をアピールするものがありますが、それらを思い出していただくとイメージしやすいと思います。
髪の表層であるキューティクルを保護し、洗うたびに滑らかな指通りを生み、サラサラつやつやの状態に導きます。

ただし従来のシャンプーは、頭皮の健康に着目されて開発されているわけではないので、頭皮にとっては洗浄力が強く、皮脂を根こそぎ洗い流してしまう可能性があります。

一方、スカルプシャンプーは頭皮を清潔で健康的な状態に導くかという点にポイントを置いて設計されたシャンプーです。
そのため、洗浄力が穏やかで頭皮に刺激になる成分を極力避けた成分で構成されています。

特にスカルプシャンプーは洗浄力の穏やかなアミノ酸系や石ケン系の洗浄成分を使ったものが多く、過剰に皮脂を取り去ることもありません。
ただしスカルプシャンプーの中には髪がキシみやすいものもあります。

従来のシャンプー スカルプシャンプー
目的 主に髪の毛の健康や美観を向上させる 頭皮の汚れを洗い、皮脂を最適な状態に保つ
効果 髪にツヤを与えサラサラの指通りに導く 頭皮を清潔にし皮脂量を最適に保つ

スカルプケアと頭皮の皮脂の関係性

スカルプシャンプーは従来のシャンプーと比較して洗浄力が穏やかで皮脂を適度に残す特徴があるんですね。
でも、皮脂は根こそぎ洗い去ってしまった方が頭皮が清潔になっていいのではないかと思っていたんですが…

それは大きな間違いです!皮脂は頭皮を守る上で様々や役割を果たしていて、頭皮ケアする上で適度に残しておく必要があるのです。

頭皮の皮脂は次の3つの役割を果たしていて、頭皮を健康に保つ上でなくてはならない存在なのです。

1 外的刺激からの保護

皮脂は汗と混じりあることで頭皮に薄い膜(皮脂膜)を形成し、空気中の汚れや紫外線などの外的刺激から頭皮を保護する役目を果たします。

2 保湿

皮脂は頭皮を保湿する役目もあります。頭皮が保湿された状態がキープされることによって乾燥に起因するフケや、かゆみといった頭皮トラブルを改善させることができます。

3 雑菌繁殖の抑制

頭皮の皮脂は雑菌の繁殖を抑えます。頭皮には皮膚常在菌という菌が存在しています。
バランスが整った状態であれば問題はありませんが、過剰に皮脂を取り去ってしまうことで菌のバランスが崩れてしまい、フケ・かゆみ・頭皮ニキビなどのトラブルを引き起こしてしまいます。

皮脂は毛穴に詰まって抜け毛や薄毛の原因になるから徹底的に除去するのが理想だと思っていました…。

確かに皮脂が過剰な状態は清潔でバランスが取れた状態とは言えません。
だからといって皮脂は不要なものではないのです。

頭皮の皮脂バランスが最適に保てると…

頭皮の皮脂バランスが整った状態を保つ事で、フケやかゆみ、頭皮ニキビなどのトラブルを防ぐことができます。
また、シャンプー後の育毛剤の効果を最大限に発揮することができ、育毛環境の向上に繋がります。

皮脂を取り過ぎてしまうと…

洗浄力 (脱脂力)の強いシャンプーを使用して頭皮の皮脂を過剰に洗い流してしまうと、身体が失ったものを補おうとして皮脂を過剰分泌させ、シャンプーをする前よりも頭皮が皮脂でギトギトの状態になってしまいます。

皮脂が過剰な状態のままだと、酸化してにおいの原因になったり、菌が繁殖して頭皮ニキビの原因になったりして頭皮環境にとっていい状態ではありません。

大切なのは皮脂を洗い流しすぎない適度な洗浄力を持つスカルプシャンプーを選ぶということですね!

スカルプシャンプーにアミノ酸系シャンプーが多い理由

スカルプシャンプーにはアミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーが多いと言えます。
アミノ酸系シャンプーの特徴は、洗浄力が優しく低刺激なので皮脂を洗い流すことなく洗髪ができ、頭皮への刺激も少ない事が挙げられます。

また髪の毛そのものがアミノ酸からできているので、アミノ酸系のシャンプーを使うことで髪の毛のダメージを修復も期待することができます。
これらの特徴からスカルプシャンプーには、特にアミノ酸系界面活性剤(洗浄基剤)が使用されるのです。

スカルプシャンプーのデメリットはどんなものがあるか

頭皮を健康に保つメリットのあるスカルプシャンプーにはデメリットもあります。
それは、高価になりやすい事です。

スカルプシャンプーは商品によって差があるものの、比較的値段が高いとされています。
それは、スカルプシャンプーに配合されている成分が高価ということに起因しています。
成分自体が高価なので、生産コストに影響しシャンプーの値段も上がってしまうのです。

スカルプシャンプーと発毛の関係性

スカルプシャンプーは、頭皮の汚れを落とす洗浄の目的と健康的に保つケアを目的にしたアイテムなので、スカルプシャンプー自体に発毛の効果はありません。
ただし、スカルプシャンプーを使い続けることによって頭皮が健康になることで、育毛剤の効果を最大限に発揮できると言えます。

まとめ

育毛・薄毛対策において、頭皮を健康に保つことは重要です。
なぜならば、頭皮は髪の毛を生み、育っていくいわば“土壌”だからです。

スカルプシャンプーは頭皮の洗浄やケアに着目したシャンプーであり、使い続けることで頭皮の育毛環境を向上させることが期待できます。

頭皮の皮脂を適度に残しながら洗い流しながら、汚れを落として清潔に保つことで頭皮トラブルの少ない健康的な状態に保つ事が出来るのです。
また、健康的な頭皮に導くことで育毛剤の効果を最大限に発揮させることができます。

シャンプーは毎日行うもので、頭皮の健康と切っても切れない関係であると言えます。
育毛・薄毛対策をするのであれば、やはり頭皮を主眼において研究されたスカルプシャンプーを選ぶことが望ましいと言えます。

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