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シリコンシャンプーは本当に体に有害?!ノンシリコンとシリコン製品のメリットやデメリットを比較

近年では“ノンシリコン”と記載されているシャンプーがドラッグストアでも目立つようになってきました。

シリコンと聞くと、頭皮や髪によくないイメージを持たれがちですが、そもそもシリコンとはどんな成分で、どんな目的で配合されているのでしょうか?
効果や特徴について解説します。

シャンプーに含まれるシリコンとは

シリコンは正式には「シリコーン」と表記される、酸素・ケイ素・有機基から構成される有機化合物です。
シャンプー以外には、コンタクトレンズ・柔軟剤・ティッシュペーパーなどの日用品や工業・衣料品、食品まで幅広い分野で活用している成分です。
シリコンの特徴として、熱や光に強い、柔軟性がある、通気性があるなどが挙げられます。

徹底比較 シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーのメリット・デメリットについて

シリコンを手のひらに乗せている画像

シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーにはそれぞれのメリットとデメリットがあります。

シリコンシャンプー

メリット

指通りをなめらかにする

シリコンは髪の表面のキューティクルに付着して薄い膜を作ります。
髪1本1本がコーティングされるので、指通りが滑らかで手触りが良くなり、髪を乾かした後のサラサラ感を感じる仕上がりになります。

さらに、キューティクルの表面に付着したシリコンが光を反射し、ツヤのある髪の毛に導くことができます。

髪をダメージから保護する

シリコンは熱や光に強く、化学反応しにくいという特徴があるので、外的刺激からから髪を保護する役割を果たします。

私たちは、生活の中でドライヤーや櫛を使い、その際に髪の毛に摩擦や熱を受けます。
また髪は、日中の紫外線や、排気ガスなどの汚れた大気などにも絶えず触れていて、少しずつダメージを受けてしまっていて、シリコンはこれらの悪影響を及ぼす刺激から保護してくれる役割を果たします。

デメリット

髪のボリュームを抑えてしまう

シリコンは保湿性の高い油分でもあるので、髪がしっとりしてボリュームを抑えてしまいます。
髪をふわっとボリュームを出したい場合は、ノンシリコンシャンプーを選んだ方がいいでしょう。

ノンシリコンシャンプー

メリット

軽い洗い心地

シリコンシャンプーは保湿性が高くしっとりする反面、少し重たくなりがちです。
反対にノンシリコンシャンプーは軽い仕上がりで洗い上げることができます。

そのため、髪に自然なボリュームを持たせ、ふわっとさせたい場合にはオススメのシャンプーであると言えます。

パーマやカラーがかけやすくなる

ノンシリコンシャンプーはシリコンシャンプーと違い髪の毛のキューティクルに薄いコーティングをしないので、カラー剤が浸透しやすくなります。

また、シリコンの重さでパーマがダレて、取れてしまうことも防げます。
パーマやカラーがしっかりかかることで、その後の持ちも良くなります。

デメリット

きしみやすい

髪の毛の表面であるキューティクルを薄いシリコンの膜で保護しないので、シリコンシャンプーと比較すると指通りが悪く感じます。
これはシャンプー後にトリートメントやヘアオイルなどで使用することで解消できます。

ダメージを受けやすい

ノンシリコンシャンプーには、髪をコーティングする作用がないので、ドライヤーやヘアアイロンの熱で髪がダメージを受けやすくなります。
もともと枝毛や切れ毛がある方は、ノンシリコンシャンプーだと髪の毛を保護しないので、よりダメージを受けてしまう可能性もあります。

なぜシリコンには髪や頭皮によくないイメージがあるのか

医師が顎に手を当てて考え事をしている様子の画像

シリコンは髪のキューティクルに付着して薄い膜を作り、熱や摩擦などの外的ダメージから保護するという役目を果たします。

ではなぜシリコン=頭皮や髪に悪いものと言われてしまうようになったのでしょうか?

一説には、シリコンがすすぎにくい成分なので、洗い流しきれず頭皮の毛穴を塞いでしまうと言われるようになったことが考えられます。
しかし、この噂は科学的根拠が不足で、確かな情報とは言えません。

シリコンのメリット・デメリットを正しく理解してシャンプーを選ぶことが大切です。

ノンシリコンVSシリコンシャンプーに関する記事

新聞の上にメガネが置いてある画像

シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの効能を巡ったシャンプー論争の記事を発見したのでご紹介します。

データに基づく学術的な世界では、シリコンが悪者であるという学説は今のところ市民権を得ていない。シリコンを利用するようになって数十年を経てもそうした論文が発表されていない状況からみて、今後も有力な学説となる可能性はあまり期待できない。
週刊ダイヤモンド

やはりシリコンが頭皮の毛穴を詰まらせてしまうというのは、噂の範疇に過ぎないと言えます。
シリコン入り、ノンリシコンという言葉に振り回されず、効能を見て、実際に使いながら、自分に合ったシャンプーを選ぶことが大切と言えます。

育毛・薄毛対策にはシリコン入りシャンプー・ノンシリコンシャンプー どちらを選ぶべきか

学術的に、シリコンが頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼすという論文などが発表されていないということから、シリコンが薄毛の原因となる可能性は低いと考えられます。
育毛・薄毛対策でシャンプーを選ぶ際は、シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーのメリット・デメリットを正しく理解した上で、自身の髪質に合わせて選ぶことが一番いいと考えられます。

また、もし、ノンシリコンシャンプーを選びトリートメントを使う場合は、選び方にも注意が必要です。
せっかくシャンプーでノンシリコンのものを選んでいても、トリートメントにシリコンが入っていたら意味がなくなってしまいます。

シリコンorノンシリコン シャンプー成分の見分け方とは

シャンプーにシリコンが入っているか否かは、成分表を確認することで見分けることができます。
以下の記載があればシリコン入りシャンプーです。

  • シクロメチコン
  • シクロペンタシロキサン
  • アミノプロピルジメチコン

    メチコン・シロキ・シリル・シランなどの言葉が入っているものはシリコンの成分と覚えておくと、簡単に見分けることができます。

    最後に

    シャンプーを選ぶとき、“シリコンってなんとなく悪そうだから、ノンシリコンシャンプーにしよう”と考えていました。
    しかし、シリコンにはメリット・デメリットがあり、目的と効果を理解することが大切と考えられます。

    シリコン自体が、薄毛・抜け毛に悪影響をするという論文や研究データはなく、特に問題なく使用できると考えられ、自分の髪の状態に合わせてノンシリコンかシリコン入りか選ぶことで髪質の悩みを改善できそうです。

    “シリコンが悪い”、“ノンシリコンが悪い”という盲目的にシャンプーを選ぶのではなく、シリコンの効果を理解した上で、自身の髪質や頭皮の状態に合わせてシャンプーを選ぶことが大切であると言えます。

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