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ココアンホ酢酸ナトリウムの特徴と安全性

化学式
構造式
用途・効果 界面活性剤・乳化剤

ココアンホ酢酸ナトリウムとは

ココアンホ酢酸ナトリウムは、医薬部外品では2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインと表示されます。

カチオン基とアニオン基の両方を分子の中に持っている両性界面活性剤の一つです。

ココアンホ酢酸ナトリウムは肌や毛髪に対しての刺激性や溶解性が少なく、マイルドな洗い上がりが特徴の洗浄成分です。

ココアンホ酢酸ナトリウムの特徴

ココアンホ酢酸ナトリウムは、肌や髪に対する刺激が少ない成分で、シャンプー以外には洗顔料にも配合されます。

ココアンホ酢酸ナトリウムはコンディショニング力も高く、髪にツヤを与えたり、髪や肌を柔軟にする効果があります。

また乳化剤として、クリームや乳液、化粧品にも使用されます。

ココアンホ酢酸ナトリウムの安全性

ココアンホ酢酸ナトリウムの安全性についてのデータを紹介致します。

皮膚刺激性について

In acute oral toxicity studies, CADA and CAA were nontoxic in rats and mice, CADP was nontoxic in rats, and CAP was nontoxic in mice

急性経口毒性研究では、CADA(ココアンホジアセテート)およびCAAはラットおよびマウスにおいて無毒性であり、CADPはラットにおいて無毒性であり、CAPはマウスにおいて無毒であった。
Final Report on the Safety Assessment of Cocoamphoacetate,Cocoamphopropionate, Cocoamphodiacetate, and Cocoamphodipropiona

眼刺激性について

In a clinical ocular study, 1,3, and 10% dilutions of a shampoo containing 28.1% CADA were nonirritating to the human eye.

臨床眼の研究では、28.1%のCADAを含有するシャンプーの1,3および10%希釈物がヒトの眼に刺激を与えなかった。

Final Report on the Safety Assessment of Cocoamphoacetate,Cocoamphopropionate, Cocoamphodiacetate, and Cocoamphodipropionate

アレルギー性について

ココアンホ酢酸Naの皮膚感作能を141人の被検者(男性32人、女性109人、18~65歳)を用いて評価した。試験物質は10%水溶液とし、誘導期間としてそれぞれの被検者の背中に週3回3週間連続で非閉塞パッチで24時間適用された。Draize法に基づいて0(紅斑、痂皮形成および浮腫なし)~4(重度の紅斑からわずかな痂皮形成、重度の浮腫)の刺激スケールで48および72時間後に反応を評価し、10~15日の無処置期間を経て未処置部位に24時間チャレンジパッチを適用した。パッチ除去48および96時間後に反応を評価したところ、ココアンホ酢酸Naはいずれの被検者においても皮膚刺激および皮膚感作を誘発しなかった

Final Report on the Safety Assessment of Cocoamphoacetate,Cocoamphopropionate, Cocoamphodiacetate, and Cocoamphodipropionate

ココアンホ酢酸ナトリウムの現時点での安全性は、皮膚刺激性や眼刺激性はほとんどなく、重大なアレルギー(皮膚感作)の報告もないため、安全性の高い成分であると考えられます。

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