レフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムの特徴と安全性 | スカルプシャンプー研究所
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オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウム

化学式
構造式
用途・効果 界面活性剤・洗浄作用

オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムとは

オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムとは親水基がマイナスに帯電する陰イオン(アニオン)界面活性剤です。

低刺激で泡立ちが良く、酸・アルカリに対して安定している成分で、シャンプー以外ではボディ用の洗浄料や化粧品の乳化剤などに用いられます。

オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムの特徴

元々ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウムという洗浄剤の改良型として開発された成分です。

このラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウムはラウリル硫酸ナトリウムに似た化学構造をしていて、洗浄力は強いが生分解性が低いという欠点がありました。

この欠点を改良したのがオレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムです。

オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムの安全性

皮膚刺激性について

Sodium α-Olefin Sulfonates are poorly absorbed through normal skin, but are significantly absorbed through damaged skin.

α-オレフィンスルホン酸ナトリウムは正常な皮膚にはほとんど吸収されませんが、損傷した皮膚を通して吸収されます。

Final Report On the Safety Assessment of Sodium Alpha-Olefin Sulfonates

Genotoxicity data were mostly negative and oral and dermal carcinogenicity studies were negative.

遺伝毒性データはほとんど陰性であり、皮膚発がん性試験は陰性であった。

Final Report On the Safety Assessment of Sodium Alpha-Olefin Sulfonates

SIDS (2009) には、本物質40%水溶液によるウサギを用いた皮膚刺激性試験結果 (OECD TG 404) で刺激性ありとの記載があるが、程度の記載がないなど結果の詳細は不明であるため、区分外 (国連分類基準の区分3) とした。
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眼刺激性について

Concentrations above 10% produced moderate ocular irritation and a concentration of 5% produced mild ocular irritation in rabbits.

10%を超える濃度では中程度の眼刺激が生じ、ウサギでは5%の濃度で軽度の眼刺激が生じた。

Final Report On the Safety Assessment of Sodium Alpha-Olefin Sulfonates

ウサギを用いた眼刺激性試験結果 (OECD TG 405) で刺激性があり、全ての所見が7日以内に消失したとの記載があることから (SIDS (2009))、区分2Bとした。

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アレルギー性について

88人のボランティアによる試験で陰性との報告や、モルモットを用いたマキシマイゼーション試験 (OECD TG 406準拠) で陰性 (13匹中1匹のみ陽性) との報告 (SIDS (2009)) がある。SIDS (2009) ではこれらの結果をもとに本物質は皮膚感作性物質ではないと判断していることから、区分外とした。
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オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムの現時点での安全性は、眼刺激性があるものの皮膚刺激性やアレルギー(皮膚感作性)はなく安全性の高い成分だと考えられます。

ただし、オレフィン(C-14-16)スルホン酸ナトリウムは洗浄力が強いので、頭皮の保護や保湿に関係する皮脂を過剰に洗い流してしまう可能性があります。

皮脂が少ない人はそれが原因となってフケやかゆみといった症状を起こす可能性が考えられるので注意が必要です。

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