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頭皮の悪臭は皮脂と菌が原因?!今すぐ出来る臭い対策と改善方法

頭皮の臭いは自分ではなかなか分かりにくい分、気になってしまう悩みの一つです。
頭皮の臭いの原因とその対処法をご紹介いたします。

頭皮の臭いの元とは

頭皮の臭いの原因は「皮脂」が大きく関係しています。

頭皮はそもそも体内でも皮脂腺が多く、皮脂の分泌が活発な場所の一つで、一説に頭皮の皮脂はTゾーンの2~3倍の皮脂量とも言われています。

皮脂の分泌は男性ホルモンが関与しているので、女性と比べると男性の方がより皮脂を分泌しやすい傾向にあると言えます。

頭皮の皮脂について

皮脂とは、皮脂腺から分泌される半流動性の油脂状の物質で肌や髪を潤し、乾燥を防ぐ役割をしています。
大部分は中性脂肪で、その他脂肪酸やスクワレンなどから構成されています。

皮脂は、皮膚常在菌のエサとなり、常在菌のバランスが良好に保たれることで、肌が弱酸性となり、悪影響を及ぼす病原菌・雑菌などの繁殖を抑えています。

皮脂は頭皮の毛穴から分泌されるものですが、これは体内の中性脂肪やコレステロールが多ければ多いほど体外に排出されます。

頭皮が臭う原因とは

鼻をつまんで臭いを気にしている男性の画像

頭皮が臭う原因には次のようなことが考えられます。

皮脂の酸化

頭皮の皮脂と汗が混じりあい、それが時間の経過と共に酸化してしまうと悪臭を放つようになります。

酸化とは空気中の酸素と反応してものの性質が変化することです。

頭皮上で多量に分泌された皮脂や汗、そして老廃物などが酸化されると、「ペラルゴン酸」という臭いの原因物質に変化します。
中でも30代は皮脂の分泌量が増えるため、ペラルゴン酸による臭いが発生しやすくなります。

マラセチア菌の異常繁殖

頭皮の皮脂をエサとする皮膚常在菌の一種「マラセチア菌」が異常に繁殖してしまうことも臭いの原因になります。

マラセチア菌は皮脂の中の中性脂肪を酵素で分解し、脂肪酸を排出しています。
この脂肪酸が嫌な臭いの原因になります。

脂肪酸には「9-ヘキサデセン酸」と呼ばれる物質が含まれています。
これは30代前後〜30代半ばまでの臭いの原因物質である「ペラルゴン酸」とは異なり、30代後半〜40代になると皮脂の中に増加する成分です。

9-ヘキサデセン酸自体には臭いはありませんが、皮脂中の9-ヘキサデセン酸が分解されて、「ノネナール」という成分物質になると臭いを発生させるようになります。

マラセチア菌について詳しく

頭皮の臭いのチェックの方法について

黒板にチェックという文字が書いてある画像

頭皮のニオイは以下の3点でチェックすることができます。

ドライヤーを使う

髪が乾いている状態の時に、ドライヤーを頭の後ろから前に向かって当ててみてください。
ドライヤーの風が臭いと感じれば、頭皮がにおっている可能性があります。

指で頭皮をこすってみる

指の腹で頭皮を軽くこすってみて臭いを確認する方法があります。
起床時・昼間・仕事後などのタイミングで調べることで、頭皮の状態の変化を確認することができます。

枕の臭いを嗅いでみる

枕からいやな臭いが感じられたら頭皮が臭っている可能性があります。
2.3日使ってみた枕カバーをチェックする方がより分かりやすいです

頭皮の臭いの対策とは

医師がカルテを持ちながら両手を広げて説明しようとしている画像

食生活の改善

肉に多く含まれる動物性タンパク質や脂肪を摂りすぎると、悪臭の元になる「インドール」「スカトール」「硫化水素」が体内に溜まり、それが頭皮のニオイに影響すると言われています。
また、脂っこい食事を中心にしていると皮脂腺が活発になることで皮脂の分泌量が増え、皮脂の酸化・マラセチア菌の増殖に繋がりニオイを招いてしまいます。

できれば欧米的な食生活ではなく、栄養のバランスが取れていて、脂の少ない和食を積極的に摂ることをおすすめします。

飲酒・喫煙を控える

アルコールは肝臓でビタミンBを使って解毒されます。
髪の毛はビタミンBを使って合成されるので、アルコールの過剰摂取によって肝臓に負担をかけてしまうと、頭皮や毛髪の状態が悪化してしまいます。

また、喫煙はニコチンを無毒化するために大量の抗酸化成分を消費します。
さらにニコチンは血流を悪化させるために。頭皮の状態を悪化させて、臭いが出やすい状態にしてしまいます。

シャンプーを見直す

頭皮の皮脂は確かに臭いの原因になりますが、かといって過剰に取り去ってしまうと、さらに臭いを引き寄せてしまいます。
皮脂は、汗と混じりあうことで皮脂膜となり、頭皮をコーティングすることで外的刺激から守ったり、雑菌の繁殖を抑えて皮膚常在菌のバランスを保つ役目を果たしています。

洗浄力の強すぎるシャンプーを使い続けて皮脂を取りすぎてしまうと、その状態を改善させようとして、より過剰な皮脂が分泌されてしまいます。
皮脂が過剰に分泌された状態だと、マラセチア菌が過剰に増殖したり、皮脂が酸化されて悪臭を発してしまいます。

洗浄基剤である界面活性剤にラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス塩酸アンモニウム、ラウリル塩酸などの界面活性剤が使用されている “高級アルコール系シャンプー”に分類されるシャンプーは特に洗浄力が強く、皮脂を過剰に洗い流してしまいがちなので、選ぶ際注意が必要です。

できれば洗浄力が穏やかなアミノ酸系や石鹸系シャンプーに分類されるシャンプーに替えてみることをおすすめします。

高級アルコール系シャンプーについて詳しく

シャンプーの方法を見直す

いくらシャンプーで洗浄力が穏やかなものを選んだとしても、シャンプーの方法が間違っていると悪臭を招く可能性があります。

シャンプーの際、皮脂を取り除こうとして頭皮をゴシゴシとこすって洗っている方は特に注意は必要です。
力を入れて頭を洗う事で、皮脂を過剰に洗い流してしまい、その状態を改善させようとして、より過剰な皮脂が分泌されてしまいます。

正しいシャンプーの方法について詳しく

シャンプー後ドライヤーを使って乾かす

シャンプーした後、髪を乾かさず、濡れたままの状態で寝ている場合、それが臭いの原因になっているかもしれません。

髪や頭皮を乾かさず、濡れたまましておくと頭皮が熱を持ち、蒸れてしまいます。
頭皮が蒸れた状態は雑菌が繁殖しやすい環境であるため、マラセチア菌の増殖のリスクを高めてしまいます。

熱風を一部にずっと当てるのではなく、ドライヤーを20~30cm離して、振るようにして頭全体を素早く乾かすことがポイントです。

正しいドライヤーの方法について詳しく

最後に

皮脂と頭皮の臭いは密接に関係しています。
しかし、臭いが気になるからと言って過剰に皮脂を取りすぎることでさらに悪臭を招いてしまっている場合もあります。

大切なのは、皮脂を適度に残しながら洗い上げるシャンプーを選び、皮脂を洗い流しすぎない洗い方をすることです。
皮脂が適度に残っていれば、過剰に分泌するのを防ぐことができ、頭皮の環境を健康に保つことができて臭いの発生を最小限で抑えることができます。

正しいシャンプーのやり方をマスターすることで、さらなる臭い対策効果が期待できます。

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