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【頭皮のニオイ】気になる原因と今すぐ始められる対応策を解説

女性よりも男性の方が「頭皮のニオイ」が出やすい傾向にあります。
それは皮脂の分泌量に関係しています。
頭皮のニオイは自分ではなかなか分かりにくい分、気になってしまう悩みの一つです。
頭皮のニオイの原因とその対処法をご紹介いたします。

頭皮のニオイの原因とは?

頭皮のニオイの原因は「皮脂」が大きく関係しています。
頭皮はそもそも体内でも皮脂腺が多く、皮脂の分泌が活発な場所の一つです。一説に頭皮の皮脂はTゾーンの2~3倍の皮脂量とも言われています。
皮脂の分泌は男性ホルモンが関与しているので、女性と比べると男性の方がより皮脂を分泌しやすい傾向にあると言えます。

頭皮の皮脂の特徴とは?

皮脂とは、皮脂腺から分泌される半流動性の油脂状の物質で肌や髪を潤し、乾燥を防ぐ役割をしています。大部分は中性脂肪で、その他脂肪酸やスクワレンなどから構成されています。
皮脂は、皮膚常在菌のエサとなり、常在菌のバランスが良好に保たれることで、肌が弱酸性となり、悪影響を及ぼす病原菌・雑菌などの繁殖を抑えています。
皮脂は頭皮の毛穴から分泌されるものですが、これは体内の中性脂肪やコレステロールが多ければ多いほど体外に排出されます。

頭皮のニオイのチェック方法とは?

頭皮のニオイは以下の3点でチェックすることができます。

ドライヤーを使う

髪が乾いている状態の時に、ドライヤーを頭の後ろから前に向かって当ててみてください。
ドライヤーの風が臭いと感じれば、頭皮がにおっている可能性があります。

指で頭皮をこすってみる

指の腹で頭皮を軽くこすってみてニオイを確認する方法があります。
起床時・昼間・仕事後などのタイミングで調べることで、頭皮の状態の変化を確認することができます。

枕のにおいを嗅いでみる

枕から臭いニオイが感じられたら頭皮がにおっている可能性があります。
2.3日使ってみた枕カバーをチェックする方がより分かりやすいです。

頭皮のニオイの原因とは?

頭皮のニオイと皮脂は密接に関係しています。ではどのようにしてニオイを発してしまうのでしょうか?

皮脂の酸化

頭皮の皮脂と汗が混じりあい、それが時間の経過と共に酸化してしまうと悪臭を放つようになります。

マラセチア菌の異常繁殖

頭皮の皮脂をエサとする皮膚常在菌の一種「マラセチア菌」が異常に繁殖してしまうこともニオイの原因になります。
マラセチア菌は皮脂の中の中性脂肪を酵素で分解し、脂肪酸を排出しています
この脂肪酸が嫌な臭いの原因になるのです。

肉食中心の食生活

肉に多く含まれる動物性タンパク質や脂肪を摂りすぎると、悪臭の元になる「インドール」「スカトール」「硫化水素」が体内に溜まり、それが頭皮のニオイに影響すると言われています。
また、脂っこい食事を中心にしていると皮脂腺が活発になることで皮脂の分泌量が増え、皮脂の酸化・マラセチア菌の増殖に繋がりニオイを招いてしまいます。

強すぎる洗浄力のシャンプーの使用

頭皮の皮脂は、確かにニオイの原因になりますが、かといって過剰に取り去ってしまうと、さらにニオイを引き寄せてしまいます。
皮脂は、汗と混じりあうことで皮脂膜となり、頭皮をコーティングすることで外的刺激から守ったり、雑菌の繁殖を抑えて皮膚常在菌のバランスを保つ役目を果たしています。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使い続けると、頭皮が乾燥してそれを補おうとして過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
頭皮の皮脂が過剰に存在している環境では、マラセチア菌が増殖しやすくなり、さらに皮脂と汗が混じったものが酸化することでニオイを発してしまうのです。

間違った方法によるシャンプー

シャンプーの際、皮脂を取り除こうとして頭皮をゴシゴシとこすって洗っている方は要注意です。頭皮をゴシゴシ洗うことで皮脂が過剰に洗い流されてしまい、頭皮が乾燥してそれを補おうとして過剰に皮脂が分泌されてしまいます。洗浄力が優しく、適切なものを選んでいても、洗い方が間違っていればべたべた頭皮を招き、結果的に悪臭を招いてしまいます。

ドライヤーで乾かさない

シャンプーした後、髪を乾かさず、濡れたままの状態で寝ていませんか?
髪や頭皮を乾かさず、濡れたまましておくと頭皮が熱を持ち、蒸れてしまいます。頭皮が蒸れた状態は雑菌が繁殖しやすい環境であるため、マラセチア菌の増殖のリスクを高めてしまいます。熱風を一部にずっと当てるのではなく、ドライヤーを20~30cm離して、振るようにして頭全体を素早く乾かすことがポイントです。

頭皮のニオイの対策とは?

食生活を見直す

ファーストフードを頻繁に食べたり、スナック菓子や肉食中心の食生活は頭皮の皮脂が分泌しやすくなります。できれば欧米的な食生活ではなく、栄養のバランスが取れていて、脂の少ない和食を積極的に摂ることをおすすめします。

飲酒・喫煙を控える

アルコールは肝臓でビタミンBを使って解毒されます。髪の毛はビタミンBを使って合成されるので、アルコールの過剰摂取によって肝臓に負担をかけてしまうと、頭皮や毛髪の状態が悪化してしまいます。
また、喫煙はニコチンを無毒化するために大量の抗酸化成分を消費します。
さらにニコチンは血流を悪化させるために。頭皮の状態を悪化させニオイが出やすい状態にしてしまいます。

シャンプーを見直す

洗浄力の強すぎるシャンプーを使い続けて皮脂を取りすぎてしまうと、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
その結果、皮脂でべたつく頭皮環境になり、マラセチア菌が過剰に増殖したり、皮脂が酸化されることで悪臭を発してしまいます。
洗浄基剤である界面活性剤にラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス塩酸アンモニウム、ラウリル塩酸などの界面活性剤が使用されている “高級アルコール系シャンプー”に分類されるシャンプーは特に洗浄力が強く、皮脂を過剰に洗い流してしまいがちなので、選ぶ際注意が必要です。
できれば洗浄力が穏やかなアミノ酸系や石鹸系シャンプーに分類されるシャンプーに替えてみることをおすすめします。

最後に

皮脂と頭皮のニオイは密接に関係しています。
しかし、ニオイが気になるからと言って過剰に皮脂を取りすぎることでさらに悪臭を招いてしまっている場合もあります。
大切なのは、皮脂を適度に残しながら洗い上げるシャンプーを選ぶことです。
皮脂が適度に残っていれば、過剰に分泌するのを防ぐことができ、頭皮の環境を健康に保つことができてニオイの発生を最小限で抑えることができます。
正しいシャンプーのやり方をマスターすることで、さらなるニオイ対策効果が期待できます。

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